novel By pegasasudon

まるで女性

その筋、せまる感覚

淀みなく時間がとまる

かと思えば揺れる

水滴がじんわりと水面に落ち

波紋が広がるさまのように

時空が揺れる

ように揺れる

 

 

このままでほんとうにいいのだろうか

恐ろしいこわい

包まれる緊張

はりつめる青

よくみれば青

 

 

さようなら、さようなら。

こんばんは、こんばんは。

 

 

春一番で騒ぐ晩秋のイチョウに夏の雪が飾る

今夜は鍋がいい。

 

 

 

突然のアップテンポに合わせるリズム

足を踏みながら刻むリズム

無理じゃない大丈夫。

ついていけるまだいけるできるできるできる

枯れるぞ。

 

 

最初の一歩ってすごく怖いと思うんだよね
だって、まだ何があるかわからないとこに大事に靴下履いて靴履いて糞を避けて歩いてきたのにさ踏み出すんだぜ勝手だよ

 

 

枯れる

 

 

ふと上を見たら星が煌めいていた

それは青色と黄色のコントラスト

横には赤。

ふと上にはなにもなかった。

疑問が脳を犯した数秒後に痺れが足先まで走った。

 

 

 

 

ジリリリリリ

 

 

 

今日も一輪の花が踏まれている。


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