馳せる47°

novel By pegasasudon

47°に思いを馳せる

その角を眺めうっとりもする
恋もした

辺からしっとりと伸びつつ
瞬間に空気を凍りつかせ
何もなかったのように

なぜ鋭利な物は痛いのか
それは圧力のかかる面積が小さいからだ

つまり包丁が切れるという
ことではなく
包丁が当たる面積が鋭い分
その圧力が集中され
より食い込み
切られ
通販番組で
トマト先生が死ぬ

多分あってるだろう
知らない

こんなことを言いたいわけではない

わたしがいいたいのは

恋をしろということではない

47°に

焦がれろ


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