透明がとおりすぎた まるで風のように すーっとだ その風がさらっていってしまった なにもかもだ けれど、すがすがしく むしろ重みのましたような 透明がはこんでくれた においも すーっとしている気がする 清涼感を そのまま吐き出したくなる 艶のある丁寧な木の絵から ドス黒い赤茶のレンガまで どこか爽快感が そうか この感じか きっと 夢中 部屋干しのTシャツも笑った