例えば
人間を細かくしてみる
するとパーツがあって、細胞にいきつく。
例えば
世界を大きくみて、宇宙に辿りつく。
例えば
例えば
宇宙よりも大きなものを想像して、次元を超越した何かにいきつく。
それは思想よりも大きくて、
あまりにも小さい。
間がガバガバだから誰も信じやしない。
1+1は今でこそ2であって、それは時代によって偏る。
なぜなら、生きるために必要か
はたまた、行き着くために必要かの
違い。
結局、個人より個人のための個人であれば
太陽も、雨も、風も、植物も、いらない。
今コケて笑っているのは一人だけ。
その世界に住んでいるのは一人だけ。
眼球をくり抜いて、壁にぶつけたら辿り着けるなんて大袈裟。
深呼吸で解決できることなんていくらでもある。
答えを見つけなくても、俺は私を見捨てない。
ただ、
ただ、
ただ
例えばあたしを君が黒く塗りつぶしたら、
宇宙なんて必要なくなる。
なぜなら