わからんやん

novel By pega

そんな全部がわからんやん

 

涙しかないやん

 

涙が一番そういう類の感情を生み出すことを知っている。

 

正直お前なんかどうでもいい。

 

崇高に生き

崇高に吐き

 

 

そんなお前なんか眼中にない

 

 

吐き散らして

助けを求めて

狂った魔術師にしか興味がない

 

お前なんかいくらでもいる

いままでなにしてたの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬きすら嫌われそうなその最中

震える唇をひらけてこう言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしはあなたに興味がありません。


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