朝の光は加減を知らず目を殺す
むしろ殺しにかかる
昨日捨てた肉を焼いて捨てる
紙飛行機に乗ってたら、谷から抜け出せなくなって逆さまになっだからやになった
やになってやった
そうするとどうだ
リラックスした
好都合だ
風にそよぐ奴らをミニチュアにして
そっと、シルバニアのファミリーにしてやる
おっと怒るなよヨネさん
あんたも先行き長くねぇんだ
あんまかっかくっかしなせんな
あーはっはっは
おもしろくなってきた
右手で右の肩を揉み
左手で左の肩を揉み
細かくステップを踏みながら前進する
あーみなさまにお知らせします
明日から今日です
顔を真っ赤にしたヨネさんを尻目に
あの夕日までステップを続ける
背中が吸い込まれていき、刺激よく、前と後ろを繋ぎ溶けていくようだ
朝の光は生まれ生まれてまたこんど生まれさせる